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藤良村では過疎化が進行しており、未成年人口は100人に満たない。近隣の徒原(かちはら)町立徒原小学校、徒原町立徒原中学校および徒原町立南徒原高等学校の分校(合同校舎)が上藤良地区に存在し、義務教育・高等教育の受け皿になっている。
休水集落の子供もこの校舎に通うが、そのために徒歩で1時間以上かかる未舗装の山路を使っての登下校を余儀なくされている。また、休水と上藤良の対立に起因する暴力、暴言、不登校などのトラブルが、記録はされていないものの、多数存在する模様である。なお、学校組織の人員は外来者で占められているため、集落間トラブルに対し学校は中立的立場をとっている。

前述した通り休水集落は極端な貧困状態にあるが、若年齢者の学費および諸費については何らかの扶助する仕組みが存在すると思われる。休水集落は学生達に対し「休水の立場を向上する」ための立身出世を期待しており、集落内で特別待遇を与えている模様である。
その甲斐あってか、大学教育過程に進む者は村全体でも珍しいにも関わらず、休水は村外の大学への進学者を1名輩出している。また休水には現在高校生が3名中学生が1名居住しているとのことだが、来年度以降の大学受験希望者もいる模様だ。