おしらせ 

おしらせ


和馬
「――なんだこの疲労感。想定の倍以上喋った気がすんぞ」

征史郎
「このボツ原稿の山がその正体じゃなかろうか」

和馬
「ボツじゃねー!! ぜってー次のとき使うかんな!!」


「なんかお2人の作者とのシンクロ率がウナギ昇りで心配なんですが」

亮也
「なんだかんだで書きやすいコンビなんだろうね」

エレナ
「んでもー丸々カットされた七緒クンの業界エロ規制暴露話は絶対復活しねーんじゃね?」

七緒
「どうかしてたのでそれで正解です!」

みこと
「って、もうページすっごいオーバーしてるよ! こんなんでいいの?」


「大丈夫だよ、今日の目的って次だもん」

みこと
「そーかもだけど!」

くるみ
「ミコトはセリフが少なくて不満なのよね?」

みこと
「ばれた!?」

エレナ
「いーじゃねっスか、じきにいっぱい出番あるし?」

七緒
「……うらやましい限りです」

みこと
「う……それ言われると……」

千鶴
「ん〜♪ 隠しきれなくなったところで、発表したらどうかしら?」

彩音
「たけいぃ……ごー……」

和馬
「あー、分かったぜ」




和馬
「発表する。サイコサスペンスノベルアドベンチャー『トガビトノセンリツ』、スマートフォン進出決定だ」

一同
「「「おおーーー!!(拍手)」」」

和馬
「タッチパネル操作完全対応、さらに大容量化して画質、音質ともに段違いのレベルアップを遂げるんだってよ」

七緒
「付け足すならば、最初はAndroid(TM)版が、追ってiOS版が出るとのことらしいですね」


「――それで、気になる追加要素ですけども!!」

和馬
「携帯電話版で結構読んでもらえたらしい追加エピソード『断片集』に、追加アリだ」


「ほほう、ということは」


「いうことは!」

くるみ
「もう、白々しいし!」

千鶴
「うふふふ♪ 前は司会をさせてもらってた、この並坂千鶴と」

くるみ
「……鳩田くるみの、かたられなかったものがたり」

和馬
「ああ、4つ目の断片集『殲率』が登場だぜ」

みこと
「いらっしゃい! 辛気臭い過去話の世界へ!!」

和馬
「何言ってんだ」

千鶴
「うふふ、今度こそ先生のスゴ味を味わってもらえるといいな♪」

くるみ
「くるみのは期待しないでー、てきとーに撮ったしー」

亮也
「しかし和馬、追加はそれだけかい?」

和馬
「あ?」

亮也
「スマートフォン版の追加は、過去話だけなのかい?」

和馬
「――そう思うか?」

亮也
「思わないね」

和馬
「お前は正しい――正しいぜ、亮也!」

和馬
「――そんなわけで、もう1つ。完全書き下ろしシナリオ『無名の断片・空が晴れていた場合』が追加だ!」

エレナ
「何なんスかそれー?」

和馬
「まさかの『デスゲーム回避ルート』」

エレナ
「マジッスかーーーー」

くるみ
「……エレナ演技へた」

エレナ
「うっしぇーっスな。しかしやるっつった時はビビったっスよ。あんなん修羅場のヤケクソで『もう体験版範囲決めるのしんどいから買わない場合はフツーに合宿して帰そうぜ』とか言ってた作者の妄言じゃねーっスか」

征史郎
「まあ本編のフタを開けてみたら相当な鬱シナリオだったってことで、こんな形での埋め合わせがあってもいいんじゃないかということらしい」

和馬
「ケムコのデスゲームものの方針は『非マルチエンド』だそーだ。1つの結末、1つの悲劇、1つの赦しを重視する。だが、本編の外でこういうのをやるのはアリ、ってわけだな」

彩音
「そしてーなんとこれはー本編とは別のヒロインルートだという噂がががが」


「わーわーわーわーわー!! そんなデマ流しちゃダメですよう!!」

みこと
「ええええ! デマじゃないよ!! こっちは雪村みことが取りましたーーー!!」

亮也
「征史郎、どういうことなのかな?」

征史郎
「本編と新規シナリオを読めとしか言えないが、強いていうなら、歴史が変わればルートも変わる『かも』ってところだな」

亮也
「『かも』を強調してきたね」

征史郎
「一応言っておくと、あくまで2泊3日だからな。そうそう大事件は起きん。起きるとしたら、もっと先のことだろう」

エレナ
「先があるんスかー?」

征史郎
「さあ。作者はもう死にそうと言ってるみたいだがな」

七緒
「僕ルートは……」

千鶴
「向島くん、なにかしら♪」

七緒
「……なんでもないです」

くるみ
「そういえば、発売はいつなの」

和馬
「……今日だ」

一同
「「「今日かよ!!!」」」

七緒
「いくらなんでも急でしょうよ!!」

みこと
「事前宣伝効果ゼロだよ!!」


「まあこれで開発陣のテンパりっぷりを推し量って下さいってことで」

征史郎
「やれやれ」

和馬
「ごほん! あー、えー、要するに! 『トガビト』移植がかなって、めでたい!」

一同
「「「めでたい!!」」」

和馬
「……よし決まった! つーわけでケツまくるぞ」

みこと
「別に逃げる必要ないよね!?」

和馬
「もー限界だ、ハズい」

彩音
「ばぼい」

亮也
「早く先輩を祭壇に安置しないと……」

征史郎
「待て、次の集合は? 次回WEBコンテンツの予定は立っているのか?」

和馬
「あー、あと最低2回はやる」

千鶴
「あら、そうなの?」

征史郎
「――ふむ。あと2回分は『お知らせ』することがあると見ていいのか?」

和馬
「いんじゃね」

征史郎
「了解だ」


「じゃあ次はスマホ版でプレイヤーいっぱい増えた後で人気投票ですかねえ!」

エレナ
「嫌っス」

亮也
「いやだ」

千鶴
「拒否♪」

和馬
「俺も結構ヤだけどな、もう作者がプログラム組んだっつってたから人気投票やんぞ」

くるみ
「なんでそんなことまでやってるのアイツ……」


「がんばって1番目指すよ!」

彩音
「ぐふふふ……自分に勝てるかな……」

くるみ
「3位くらいはいけそうな気がする」

みこと
「そこまでー! 怖い話は次回に譲ってー!」

和馬
「まーそんなわけで次回も請うご期待っつーこった!」

征史郎
「WEBコンテンツ前作のほうが面白かったねとか言われて企画倒れしたらどうする」

和馬
「てめーを脱がす」

征史郎
「おい本気でやめろ」


「大盛況、間違いなしです」

七緒
「ヨダレをぬぐえ雄ヶ原さん!!」




和馬
「――よし、じゃあ、解散!!」

一同
「「「お疲れっしたーーー!」」」




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「あなたもおつかれさま。くす」

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